各SNSを運営していると、SNSアカウントのサイト上へのリンク表示が必要になりますよね。どのように対応するのが良いのか、背景となるお客様のサイト外の行動を知りながら考えていきましょう。
加えて、意外とSNSアカウントの管理が出来ていないことも多いはず。各種SNSのアカウントがどこにいったのか、どうやってログインするのか迷ってしまうこともありますよね。
この記事では、SNSへのリンクをサイト上でどのように表示するのが効果的か、同時にどのようにアカウント管理をするのが効率的かご紹介していきますよ。
お客様のサイト外の行動
運営している各SNSのアカウントをサイト上で適切に表示するには、まずはお客様のサイト外の行動を知ることから始めましょう。
SNSでオンライン集客をしている場合は、SNSから予約サイトに来るのが大きな流れになっていますよね。
では、SNS以外から集客したお客様は、どのようにSNSまで辿り着くのでしょうか?
SNS以外からのサイト訪問者
予約サイトへの集客経路は色々とありますが、SNS以外の経路である検索エンジンや、他サイトからの紹介、広告、直接訪問(URLを入力したりQRコードを読み取ったり)の方が集客の多くを占める傾向があります。
こんな時にお客様は、サイト外でどのような行動をすることが多いと思いますか?多くの人がスマホを持って情報を検索する時代では、予約サイトだけでは情報収集を完結することは稀になってきました。
サイト上だけでは知れない情報を、サイト外の情報と合わせて見ることが多いのです。
サイトだけでは見れない情報を探す
なぜお客様はサイト外の情報を見たいかというと、実際に参加する体験の評判や関連するコメント、実際の様子をリアルに知ることで、参加しても大丈夫か、本当に面白そうかと深く知りたい願望があるからです。
例えばインスタで写真や動画を見て映えるものがあるか探したり、Youtubeを見て参加の様子を詳しく知ったりします。また、お得な情報がないかTwitterやFacebookでキャンペーン応報を探すのも当たり前になってきました。
このようにサイトに一度集客したお客様も、サイト外であるSNSと合わせて見る機会が日に日に増えてきているのです。
意外と簡単に探せない?
ではサイトに訪れてくれたお客様は、どのように各SNSアカウントを探すのでしょうか?
各SNSから検索したり、検索エンジンで探すと思っている方が多いと思いますが、実は各検索などではSNSのアカウントを簡単に探せないのです。
なぜ簡単に探せないの?と思うかもしれませんが、以下のような原因があります。思い当たる方は注意をしましょう。
- サービス名に一般的な名前が入っており、他に候補がたくさん出てくる
- アカウント名が特殊であり、サービス名と紐付かない(見つからない)
- 同じSNS内に関連するアカウントが複数あり、どれが公式か見分けがつかない
色々と検索している間にたどり着けなければ、途中で諦めて離脱してしまいます。
つまり、サイトに訪問したお客様をいかにスムーズに各SNSアカウントに誘導することが大切になってきますよ。
当たり前かと思うかもしれませんが、実は盲点になっており、しっかり取り組めているところは少ないのです。
サイト上への表示
サイト上から各SNSのアカウントにリンクを貼ることが大事だと分かりましたが、どのように表示するのが良いでしょうか?
順を追って見ていきましょう!
各SNSの「公式アカウント」へリンクを貼る
予約サイト上に各SNSのアカウントを貼る時は、「公式アカウント」へリンクを貼るようにしましょう。これもそんなの当たり前と思うかもしれませんが、中にはガイド個人や、関連する複数のアカウントを持っている場合がありますよね。
複数アカウントがある場合はすべて貼ってしまいたい!という気持ちは分かるのですが、リンクが複数あることでお客様からすると逆に迷ってしまう要素になるのです。サイト上のデザインを工夫すれば出来なくもないですが、どんなに整理出来たとしても、多少の迷いは出てくると考えましょう。
どうしても他のSNSアカウントも見てもらいたい場合は、違う方法でアピールも可能です。例えばスタッフブログや、特集ページを別に作り、そちら側は公式以外のアカウントへリンクを貼る方法です。行う場合は本サイトとの目的や効果を整理した上で取り組みましょう。
フッターがおすすめ
公式アカウントをサイト上に貼る時に悩むのが、サイト上のどこに表示すべきかですよね。ポイントは、常に見やすいけど予約サイト自体を邪魔しない場所です。
上記を考慮すると、常に見えるヘッダーやフッター、サイドバーなどが候補になります。その中でもフッターが一番おすすめですよ。
サイト上で情報を見て気になったお客様は、そのページを下にスクロールしていきます。その時に自然と視界に入り、かつ次のコンテンツへの誘導としてSNSの情報を見てみようとクリックしてもらえる可能性が高くなるのです。
もちろんヘッダーやサイドバーでも良いのですが、スマホで見た時に直接表示されず、リンクがあることに気づけない場合があるので注意が必要です。
アイコンで分かりやすく
表示するリンクですが、SNSを表すアイコンがベストです。アイコンさえ見れば、どのSNSかすぐに分かるので、お客様も使い勝手がよくなりますよね。
特にフッターは各ページへのリンクをテキストで表すことが多いため、比較的ごちゃごちゃした表示になります。このテキスト群の中から各SNSへのリンクを見つけるのおは、ストレスがかかる場合が出てきます。
フッターの中でも直感的に分かるよう、各SNSのアイコンを使ってリンクを表現しましょう。
SNSのアカウント管理
各SNSの公式アカウントをフッターにアイコンで表示する時に、今運営しているSNSアカウントってなんだっけとなっていませんか?
ここではSNSのアカウント管理について少し触れていきます。
一覧で管理していますか?
多くの種類のSNS運用が必要な現代では、意外とアカウント管理が疎かになってしまうことが…
運営しているSNSを見失うのを防ぐためにも、しっかりと一覧で管理されていますか?一斉に各SNSを始めるのであれば最初からリストを作りますが、後から新しいSNSを始めて増やしていく場合は、一覧が作成されていないケースが多いのが現状です。
それぞれのSNS運営の担当者は良いかもしれませんが、社内管理をしてお客様にしっかり見てもらうためにも、SNSアカウントの一覧での管理をおすすめしています。
エクセルやスプレッドシートを使う?
一覧となると、エクセルやスプレッドシートで作って管理しよう!と思いますよね。もちろん使いやすくて良いのですが、あれ作ったファイルやリストどこだっけ?となりがちだったりします… (Nutmeg内でも似たような事件が起きています)
しまいには検索しても出てこず、途方に暮れることも。こういった時も考えると、予約サイトに公式アカウントの一覧を掲載しておけば見失うことがありません。
最新のSNSの一覧は、できれば公式サイトをマスターとして管理を行いましょう。そうすれば、SNSのリンクも常に最新になり一石二鳥の管理が実現できます。
大事なログイン情報は別で管理
エクセルやスプレッドシートの別の難点は、一覧と同時にログインIDやパスワードを同時に載せてしまうことです。すべて一覧で見れて良いと思われがちですが、大事なSNSのアカウントの情報がログイン情報含めてすべて載っていると実は危険です。
最近は「SNSアカウントの乗っ取り」で大きな被害も出てきていますので、可能な限りアカウント一覧とログイン情報は分けて管理しましょう。
もし他の外部サービスも含めたログイン情報の管理を厳密に行っているなら、そちらに統合するのがおすすめです。誰もが簡単に見れないようパスワードをかけたり、定期的にパスワードを変更するなどの対応を考えましょう。
Nutmegなら簡単表示・管理
上記で紹介してきたサイト上へのSNSのリンク設定や煩雑なSNSのアカウント管理も、Nutmegなら簡単にできるようになっています。
サイトへの設置作業も不要で、アカウントIDを入れるだけの直感的な作りになっているのです。
会社情報とまとめて管理
各SNSのアカウントは、自社の会社情報と合わせてまとめて管理できるようになっていますよ。登録も簡単で、各SNS別に一般に公開されている情報(ID)を載せるだけ。
しかも、主要なSNSには一通り対応しているので、これだけ使っておけばアカウント管理が効率的にできますよ。
フッターに自動表示・アイコンで分かりやすく
SNSのアカウントを設定すると、予約サイトにはフッターに自動で表示してくれます。その上各SNS別にアイコンで分かりやすく表示してくれるのです。
もし使っていないSNSがない時は、アイコンが表示されないので大丈夫です。Facebookとツイッターだけの表示はこのようになりますよ。
スマホでもしっかり表示
フッターに組み込まれたSNSへのリンクは、スマホで見たときにもしっかりと表示されます。ヘッダーやサイドバーでスマホだとすぐに見れない問題はおきません。
増えているスマホでのアクセスでも、スムーズにSNSへ誘導することができますよね。
まとめ
現代のお客様の行動を考えると、様々な種類のSNS運営が必要な時代になってきています。特にサイトだけでは分からない情報を知るためには、SNSで補完するという流れが顕著になってきました。
スムーズにSNSを見てもらうためにも、忘れずに分かりやすくサイト上にSNSへのリンクを設置するようにしましょう。
サイト上への追加が大変だったり、外部への依頼が必要な方はNutmegの利用がおすすめです。必要なものが無料で最初から入っているので、後は使っているSNSのIDを入れるだけでOKです。
今後はサイト上にSNSの情報を直接表示させる記事も紹介予定ですので、楽しみにしてください。