コロナ対策できていますか?対策はお客様にお伝えできていますか?
ワクチン接種も少しずつ進んできていますが、まだまだ対策を継続する必要がありそうです。「今さら?」と感じる部分もあるかもしれませんがコロナ対策として出来ることをまとめてみました。

長引くコロナ禍

ワクチン接種が進んだ欧米などでは明るい兆しも見えてきて、観光受け入れを再開したり、ハワイでは実際に現地体験の予約数も増えてきたりしているので、日本国内でもワクチン接種が早く進めば良いな、と願っています。

アメリカではワクチンを接種した人はマスクを着用しなくても良いことになっているようですが、日本でワクチン接種が進んだ時に同じようにマスク外せるか?というとそうでもなく、引き続き対策は必要になりそうですよね。

旅行業界に限らず、厳しい状況の中、それぞれの業種で様々なコロナ対策を取りながらみなさま頑張っておられると思います。
基本的なマスク着用・検温・換気から、飲食業界では営業時間の短縮・酒類の提供停止・座席間のアクリル板の設置、スポーツ観戦では入場者数の制限、声を出しての応援禁止など。サービスを提供する側で行う対策、サービスを受ける側にお願いする対策、色々ありますよね。

ツアー・アクティビティなど現地体験において、どのような対策ができるのでしょうか?
また、実施されている対策をお客様にきちんとお伝えしていますか?

現地体験におけるコロナ対策

ツアー・アクティビティには様々なものがあるので、提供されている商品に応じてできること・できないことがあると思います。具体的な対策としては実際にお客様を受け入れる際の対応のことになりますが、行われている対策を予約サイトやホームページでお知らせすることも重要ですよ。

事業者様で行う対策

すでに対応されていることが多いと思いますが、お客様に安心して参加していただくために、以下のようなことができるのではないでしょうか。

  • スタッフ・ガイド・ドライバーなど常時マスクの着用
  • 定期的な手洗い・手指の消毒の義務付け
  • 毎日の検温
  • 送迎バスや貸出器具の消毒
  • 受付など人が出入りする場所の消毒
  • 受け入れ人数の縮小
  • ツアー中のガイド・お客様間の距離確保

コロナ関連でのキャンセルや変更対応の方針など決まっていれば、それもあらかじめホームページなどに掲載しておくと良いと思います。

お客様へのお願い事項

実際の「体験」を提供しているため、お客様への制限などは増やしたくないとは思いますが、到着時の検温・手指の消毒・可能な限りマスクの着用のお願いは必要なことになりますよね。もし検温で発熱していることがわかった場合の対応方針なども明確になっていると良いですね。

お客様へお知らせ

上記以外のこともあると思いますが、実際にどのような対策がとられているのか、事前にお客様へお知らせすることも大事です。予約サイトにも掲載しておけば、予約を検討しているお客様への安心材料にもなります。逆に、もし何も書かれていなかったら「何もしてないのかな?」と不安にさせてしまうかも知れません。

各商品ページの説明文や商品詳細の中に、実際に行われているコロナ対策を記載しても良いし、事業者様のホームページにコロナ対策ページを設けても良いと思います。行われている対策が1つ1つ端的に記載されていれば、ページを見たお客様もすぐに「きちんと対策取ってるな」と思ってもらえます。

ホームページにまとめて掲載

個別の商品ページの場合、修正する箇所が増えてしまうので、ホームページにコロナ対策専用のページを設けることができるのであれば、管理が1箇所になりメンテナンスも楽になります。
また、その場合には行われている対策を挙げるだけではなく、現地の状況や商品の催行に関してコロナ前とで変更したこと、お客様にお伝えしたいことなどあれば合わせて載せても良いと思います。コロナに対する取り組みからでも「お客様のことをしっかり考えているんだな」とプラスに感じてもらえたら嬉しいですよね。

どのような形でも良いので、事業者様においてコロナ対策が取られていること、お客様が安心して参加できること、その為にご協力をお願いする場合もあることをしっかりお伝えしましょう。不安がある状態ではなかなか予約してもらえないので、不安を感じさせないように予約サイトやホームページを活用しましょう。

まとめ

現地体験に特化した対策というものはあまりなく、基本的な消毒・換気・ソーシャルディスタンスなど、できることは徹底して行うことが大切なのだと思います。ワクチン接種が進めば、物事が動き出すことは欧米の状況から見えていることなので、日本においても少しずつ良い方向に進み、気軽に旅行へ行ける日も近づいてくるはずです。
もう一つ二つ感染の山場が来る可能性もありますが、対策は怠らず、予約サイトやホームページでもきちんと対策をとっている事をお知らせし、お客様が安心して参加できるように準備しておきましょう。