いくつかの商品をまとめて1つの商品として販売する「パッケージ」は、同日中の参加だけではなく、参加日を分けることも可能です。1日目はダイビング、2日目はツアーというように、人気商品を組み合わせた欲張りパッケージも作れますよ。

さまざまな商品をパッケージ

複数商品を組み合わせてセットで販売
こちらの記事では、朝日を見る早朝ツアー&午前中の市街観光、午後の市街観光&ディナーなど、1日に複数の商品に参加するパッケージについてご紹介しました。

しかし、参加日が異なるように商品をパッケージ化することも可能です。

異なる商品を別日に参加

半日の市街観光の商品とディナー&夜景ツアーを組み合わせた「市街観光からのディナー&夜景ツアー」など、1日に複数商品に参加できるパッケージと同様に、さまざまな商品を組み合わせて複数日のパッケージにできます。

1日目はダイビング、2日目は市街観光など、異なる種類の商品をパッケージにしたり、2つの人気商品をパッケージにして1度の予約で少しお得に両方に参加できることをアピールするなど、組み合わせは自由です。

3つ以上の商品をパッケージ化することもできるので、以下のような商品を3つ組み合わせて1泊2日の満喫パッケージも作れますよ。

  • 観光スポットを訪れるツアー
  • ホテルの宿泊
  • アクティビティ

それぞれの商品は、1つずつ単体としても予約サイトに掲載されるので、アクティビティだけを楽しみたいお客様・1泊2日のお任せコースを希望のお客様など、ターゲットにできるお客様の幅が広がります。

同じ商品に2日続けて参加

パッケージに含める商品は、異なる複数の商品である必要はありません。
「ファンダイビング2本」のダイビング商品を2日続けて計4本のダイビング、というように同じ商品に2日続けて参加するパッケージを作ることもできます。2回予約してもらうことは難しいですが、パッケージでお得な価格設定にしておけば、ダイビングが大好きなお客様への良い訴求になりますね。

複数日にわたるパッケージ商品の設定と表示

複数日にまたがるような商品の作成も、基本的には通常のパッケージと同じ以下の手順になります。

  1. 単体商品の作成
  2. パッケージ商品の作成
  3. パッケージ設定

単体商品がすでに予約サイトに掲載されている場合には 1 のステップは省略できます。

パッケージ設定で開始時間を翌日以降に連携

複数日にまたがるパッケージ商品と、1日で終わる商品の設定とで異なる点は1箇所のみです。パッケージ設定で開始時間を連携する際に「参加日とは違う日に開始する」ように設定してください。

パッケージ商品:異なる参加日の開始時間と連携

上のイメージの場合、パッケージには2つの商品「サンプル商品D」と「サンプル商品E」があり、それぞれ開始時間が15:00、1日後の9:00 に連携するように設定されています。
このパッケージ商品を「6月1日」の参加日で予約した場合、各サブ商品への参加は以下となります。

  • サンプル商品D:6月1日 15:00参加
  • サンプル商品E:6月2日 9:00参加

在庫は各サブ商品で管理しているので、それぞれのサブ商品から 6月1日15:00、6月2日9:00 の在庫が消費されます。

サブ商品の空き状況:Dの6/1 15:00、Eの6/2 9:00 に予約人数分(大人1名)の在庫を消費

商品説明文やスケジュールに明記

商品の紹介文やスケジュールに、1日目・2日目にそれぞれ何に参加するのか、どんな体験ができるのかを明確に表示してあげることも重要です。

商品紹介文は文字数制限なく自由に入力できるので、わかりやすく商品の内容を記載してください。

サンプル:予約サイト商品詳細ページ

スケジュールは時間の表記無しでタイトルだけを設定することも可能なので、1日目2日目と体験の流れがわかるようにそれぞれ記載することをオススメしています。

左:商品詳細ページのスケジュール、右:商品スケジュールの設定画面

参加日ベースの予約一覧表

「マニフェスト」では参加日ごとの予約一覧を表示することができるので、日々のお客様の受付や送迎車の割り振りなどにも活用できます。
マニフェストを使って参加日ごとの予約リストを簡単作成

参加日が異なるパッケージ商品の予約もそれぞれの日付で表示することができます。

6月1日参加の予約一覧
6月2日参加の予約一覧に、パッケージ商品も表示(赤)、青は単独商品での予約

まとめ

Nutmeg予約サイトには同日参加のパッケージでも参加日が異なるパッケージもどちらも簡単に掲載することができます。お客様に2回予約してもらうこともなかなか難しいので、売れるパッケージ商品が作ることができれば、きっと売り上げにも貢献できるようになるはずです
個別に販売している商品にそれぞれ参加する形になるので、パッケージ商品を販売するにあたり、現場でのお客様対応を確認されていればそれほど大きな負荷なく商品造成ができるのではないかと思います。
まずは、お客様ニーズを探って、パッケージ商品を1つ販売してみてはいかがでしょうか?