商品登録時に必ず設定が必要な情報に「開始時間」がありますが、設定次第では商品自体には明確な開始時間が決まっていないスパやホテルの予約を受け付けることもできるようになります。
この記事では商品の種類に応じた「開始時間」の設定方法をご紹介します。

「現地体験」の商品情報

ツアーやアクティビティなどの現地体験商品には多くの種類の情報があります。予約サイトに商品を掲載するためには、商品名・説明文・写真・販売価格はもちろん、食事の有無やチップなど料金に含まれているもの・含まれていないものや制限事項などを登録します。

ツアーやアクティビティの詳細をしっかり記載することで、お客様に商品のことを詳しくお伝えすることができ、不明点が残らないようになります。そのため、できるだけ商品情報として載せておいた方が良いですが、最初から全てを記載することも難しいので、少しずつ追記・修正しながら磨きをかけていくと良いでしょう。

ひとつ一つの項目に細かなテクニックもあり、設定の仕方のヒントになる記事もまとまっているので参考にしてください。
商品の見せ方

必須項目と任意項目

ツアーやアクティビティなど商品内容に記載することは多くありますが、実は予約サイトに掲載するために必ず設定が必要な項目は少ないのです。商品タイトル・販売価格・期間等の販売条件が必須で、それ以外の写真やスケジュール、含まれているものなど、細かな情報は全て任意の項目です。
任意項目の設定の仕方で商品ページの魅力度もUPするので、任意だからといって手を抜くこともできないのですけどね。

商品タイプごとの「開始時間」

必須項目の1つに「開始時間」があります。
1日かけて観光スポットを巡るバスツアーであればバスが出発する時間、朝集合して解散が夕方になるような1日に一回だけ行われるダイビング体験などであれば、現地集合する時間が「開始時間」になりますね。「8:00」や「9:00」など、実際に始まる時間を1つ設定すればOKです。
ただ、「現地体験商品」にはツアーやアクティビティの体験もあればスパ・レストラン・ホテルの予約や入場チケットまで、色々な種類があるので、1つの時間を設定するだけではちょっと足りない場合も多くあります。「開始時間」の設定の仕方を少し工夫すると色々な種類の「現地体験」を予約サイトに掲載できますよ。

ツアーやアクティビティなどの現地体験商品

午前と午後に出発する半日のバスツアーや、8時・11時・14時と1日に3回行われるスノーケリング体験など、さまざまな商品があり、それぞれに開始時間が決まっていることが多いと思います。Nutmegの予約サイトに掲載する商品には複数の「開始時間」が設定できるので、必要な分だけ登録いただけます。

8時、11時、14時の開始時間を設定した商品

予約サイトからお客様が申し込む際にはまず日付を選択します。その後、選択された日付に設定されている開始時間が表示されるので、その中から希望の時間を選んで予約へと進めるようになります。

日付と時間を選択肢て予約へ進む

商品画面に表示される「スケジュール」でも選択された開始時間に合わせた時間で詳細が表示されるので、お客様にもわかりやすくなります。

選択された開始時間に応じてスケジュール等の時間を表示

レストラン・スパなどの予約

ダイビングやツアーなどでは決められた「開始時間」がありますが、レストラン・スパなどの予約はちょっと違います。「18:30ごろ夕飯にしたい」とか「夕方にスパを受けたい」など、お客様が希望する時間がありますよね。
その場合には、1時間ごとや15分ごとに開始時間を商品に登録しておくことで、対応できます。

18:00、18:15、18:30、18:45 と15分ごとに予約できるように開始時間を登録した場合、Numeg予約サイトの商品ページではこのような表示になります。

15分ごとに「開始時間」を登録

選択肢が少し多くはなりますが、その中からお客様が選んで予約に進みます。
開始時間の数や時刻に制限はなく、もっと細かく10分ごとに登録したり、1時間ごとに登録することもできるので、これでお客様が希望する時間を選んで予約ができるようになります。

ホテルの予約

ツアーでもレストランでも、お客様が来店する時間(現地体験の「開始時間」)がありますが、ホテルの場合はそうではないですよね。チェックインが15時からのホテルであれば、15時以降はいつでも良いので、厳密に◯時◯分という開始時間はありません。
この場合には、開始時間の「補足」を使ってお客様にお伝えすることができます。

開始時間に「補足」を記載

入力された「補足」情報は予約サイトの商品ページにそのまま表示されるので、指定された範囲の時間内であれば問題ないことがわかります。

開始時間と補足を表示

チケットなど

ホテルでは15:00〜19:00の範囲でしたが、美術館やテーマパークの入場チケットなど、営業時間内であればいつお客様が来てもよい商品の場合にも「補足」に記載する内容をちょっと変更するだけで大丈夫です。

「営業時間内」を伝える補足
「営業時間内」であればいつでも良い商品の画面

まとめ

「現地体験」商品には色々な種類があり、それぞれに特徴もあります。1日に複数回ある商品でも、明確な開始時間がない商品でも、設定次第できちんとお客様に伝わるように表現できます
開始時間の設定では、設定する数を増やし、「補足」を活用することで、さまざまな商品に対応しています。商品には開始時間の他にも詳細情報として設定する項目が多くありますが、基本的には自由に記載できるようになっています。項目ごとに明確に記載しておけば、お客様の不安解消に繋がります。
商品ページを見て不安・疑問が残らないような設定を心がけるようにしてください。