1つの商品に食事や送迎などの付加価値をつけて商品のバリエーションを豊かにすることで、お客様にもっとアピールできるようになります。そのためには、商品をたくさん登録しなければなりませんが、時間のかかる商品作成をちょっと楽にするサポート機能をご紹介します。

商品作成の手間

1つの基本となる商品に食事や送迎をつけたり、ガイド指名の商品を作ったり、別プランとしてより魅力的な予約サイトにすることのメリットは別の記事でお伝えしていますが、別プランとして販売するためには、その分だけ商品を作成しなければいけません。
商品のプラン化で魅力UPとラインナップ充実

商品を作成するためには、商品名・説明文・価格・旅程・ピックアップ/集合場所など、登録しなければいけない情報はたくさんありますよね。魅力的な商品にするためにはタイトルやスケジュール一つ一つの書き方に細かなテクニックもあるので、凝り始めたらいくらでも時間はかけられる事と思います。
売れる商品タイトルの付け方とは?
予約サイトのスケジュールを魅力的に変える方法

プラン化でラインナップを増やすためには、それをプランの数だけ繰り返す必要があるのでさらに時間がかかります。でも、なるべく商品登録には時間をかけたくないと思うのは皆同じと思います。

同じ情報の入力を繰り返さない

プラン化した商品では、スケジュールや体験に含まれるものなどが似たような内容になりますよね。また、プランではなくても、事業者様が提供する商品は同じピックアップ場所だったり、共通で追加できるオプションを持っていたりすることもあると思います。

そのような場合のために、1度登録した情報を他の商品でも再利用する方法が2つあります。

  • 商品をコピーして新しい商品を作成する
  • すでに登録されている商品情報を部分的にインポート(上書き)する

コピーやインポートすることで、1度登録したことを再度入力しなくて良いので、商品作成の時間が短縮できますよ!

コピーして新しい商品を作成

コピーはその名の通り、既存の商品を複製して新たな商品を作ります。

「デモ商品A」をコピーして新規商品を作成

すでに他の商品で利用されている「商品コード」と重複することはできないので、新たな「商品コード」を入力する必要がありますが、それ以外はコピー元の商品情報が入力された状態で新規商品作成の画面へ進みます。ここから先は新しい商品を作成する時と同じです。商品名、価格、旅程など必要な箇所の修正・加筆だけで新しい商品が作成できます。

食事付きのプランであれば食事を旅程に組み込んだり、ガイド指名のプランであれば、商品紹介文やハイライトに追記したりすれば、他の情報はそのまま使い新しい商品ができてしまいます。ゼロから商品を作成する時と比べると時間短縮できますね。

商品情報のインポート

インポートはコピーと違い新しい商品は作成せず、既存の商品に別の商品から必要な情報だけを選んでインポート(上書き)します。次のイメージの場合、インポート元となる商品Aから、必要な情報だけを選んで商品Bにインポートします。

インポートのイメージ

インポートは対象となった項目を上書きするので、商品Bに事前に設定されている旅程・スケジュール・予約フォームは商品Aの内容で全て更新されます。写真/動画・価格などのインポートしない項目は元々商品Bに登録されている情報が残ります。

実際には、商品に登録するほぼ全ての項目をインポートすることができます。

「デモ商品B」から必要な情報だけを選んでインポートする画面イメージ

複数の商品で同じ内容が登録されている場合、1つの商品で修正を行い、そこから他の商品へ該当部分だけを展開することができるので、複数の商品に同じ修正を何度も行う必要がなくなります。

まとめ

お客様にアピールするためには、予約サイトに載せる商品ラインナップを充実させることも大事ですが、商品の内容がしっかり伝わるように、登録する商品情報もわかりやすく・詳細に記載する必要があります。
コピーやインポートを使えば、時間をかけて書いた説明文や旅程を数回のクリックで他の商品に反映させることができるので、何度も同じ内容を繰り返し登録する必要はありません。複数のプランを作成する場合など、ぜひご活用ください。