予約サイトを立ち上げて運営を始めたら、アクセス解析をして日々改善をしていくことがとても大事になってきます。もしまだという方は、今日から是非取り組みを始めましょう!

この記事ではアクセス解析の第一歩となる、Googleアナリティクスのを使う目的や用語の解説をしていきます。

Googleアナリティクスって何?という方や、設定がまだの方はこちらを先にご覧くださいね。

アクセス解析はGoogleアナリティクスがおすすめ

アクセス解析の目的

Googleアナリティクスを使うと簡単にサイトの分析ができますが、分析をする目的を忘れてはいけませんよね。どうやって何を分析するよりも、何のために行うのか?意識するとしないとでは意味合いが大きく変わってきます。

もしこの目的を忘れてしまうと、単に数値を見るだけの時間の無駄になってしまいます。

では具体的に、アクセス解析で何を達成すべきか見ていきましょう。

予約サイト運営の肝

アクセス解析は予約サイトを運営するあたっては欠かせない手法です。なんとなく予約サイトを立ち上げて、その後あまり予約が入らないな―と思っている方がいたら、予約サイト運営の肝を忘れていると言っても過言ではありません

アクセス解析を行うことで、予約サイトの改善を行い、結果に繋げることが最大の目的になります。逆にいうと、ここがしっかりしていれば、多少の施策の当たり外れがあっても、日々の運営で改善出来てしまうのです。

どのように予約に繋がっているか

ではアクセス解析を行うにあたっては、いったい何を見ていけばよいのでしょうか?

それは「どのように予約に繋がっているか」を分解して、それぞれの対策を行うことにあります。なんとなく全体的な数値だけみて、すぐに施策を打ってしまうと、効果がとても低くなってしまうのです。

しっかりと原因を追求し、仮説などを立てて改善策を打っていくという一連の流れが大事になります。

サイト訪問者と予約率で測る

どのように予約に繋がっているかを分析するためには、大きく2つに分けて考えていきましょう。

予約の分析 = サイト訪問者と予約率の組み合わせ

つまり、予約サイトに何人が訪問してくれて、そのうち何人が予約をしてくれたのかという観点で見ていきます。

このように分解して見ていくことで、どちらに課題があるのか把握し、対応策を行うことができますよね。

例えばサイト訪問者が少なければ集客を強化しないといけないですし、予約率が低い場合は予約導線の改善やキャンペーンなどを検討できます。

では具体的にアクセス解析を行うために、Googleアナリティクス上の各用語を覚えていきましょう。

サイト訪問者の用語と意味

まずはサイト訪問者の定義から見ていきましょう。ここを誤解してしまうと、この後の分析が正しく行えませんので、必ず覚えてください

なお、ここで紹介しているもの以外にも使える指標や用語はあるのですが、必ず見たい指標に絞ってご紹介していますので心配せずに集中して対応すれば大丈夫です。

ユーザー

サイト訪問の基本となるのが、何人予約サイトに訪問したかを見る「ユーザー」です。その名の通り1人で捉えれ良いのですが、いくつか注意事項があります。

アプリやサイトを操作する人です。そのアクティビティを Google アナリティクスで測定します。

Googleアナリティクス ヘルプページより

どうやってこのユーザーを判定しているかというと、お客様が使っているデバイス(PCやスマホ)にあるブラウザ(Chrome・Safariなど)を1つのユーザーとみなしています。これはCookieという技術を使って、追跡しているためこのような定義になっています。

つまり、1人のお客様でも複数のデバイスや、複数のブラウザから見ると複数のユーザーになってしまうことになります。

引用元:https://webtan.impress.co.jp/e/2016/09/08/23705

本来は1人のお客様を完璧に捉えられれば良いのですが、なかなかそうもいきません。したがって、このユーザーを1人のお客様とみなしてアクセス解析を行うことになります。

1人のお客様が多くのデバイスや多くのブラウザを使い分けて、何度も同じサイトを見ることは実際には滅多にありません。特に現地体験の予約サイトと考えれば、あってもPCとスマホで2つのデバイスで見るという具合です。

セッション

ユーザーに紐づく大事な指標が、1ユーザーが予約サイトにアクセスした時の訪問を「セッション」といいます。

サイトやアプリでユーザーが操作を行っている時間のことです。ユーザーが 30 分以上操作を行わなかった場合、それ以降の操作は新しいセッションと見なされます。サイトを離れたユーザーが 30 分以内に同じサイトに戻ってきた場合は、同じセッションとして扱われます。

Googleアナリティクス ヘルプページより

上記にある30分以上何も操作がなかった=そこで閲覧が終わって放置していると考えれば納得ができますよね。

例えば同じユーザーが、1週間毎日1回ずつアクセスしてくれた場合はこのようになります。

  • ユーザー数:1(同じデバイス・同じブラウザ)
  • セッション数:7(毎日1セッションずつ)

他の例で、1人のお客様がPCとスマホを使い分け、1週間毎日1回ずつアクセスくれた場合は以下の通りです。

  • ユーザー数:2(PCとスマホで2つに分かれる)
  • セッション数:7(毎日どちらかのデバイスで1回アクセスする)

このようにユーザーとセッションの紐づきが深いため、正しく理解しましょう。

メディア・参照元

最後に重要なのが、サイトに訪問してくれたユーザーがどこからサイトに来てくれたかという「メディア・参照元」です。ここを見ることで集客の改善が行えますよ。

参照元とはトラフィックの流入元、たとえば検索エンジン(google など)やドメイン(example.com)を指します。メディアとは、参照元の一般的な分類、たとえばオーガニック検索(organic)、クリック単価による有料検索(cpc)、ウェブサイトからの紹介(referral)などです。

Googleアナリティクス ヘルプページより

つまり、お客様が何を見て予約サイトまでたどり着いたかを見ることができます。主なメディアや参照元は以下の通りです。

  • Organic(オーガニック):GoogleやYahooなどの検索サイト経由
  • Referral(リファーラル):SNSや他のサイトなどのリンクを貼ってくれている所経由
  • Direct(ダイレクト):ブックマークやURLの直接入力経由
  • cpc/display/cpm(広告系):オンライン広告経由
  • none(不明):経路が不明

この経路を見ることで、集客の対応強化や改善策の企画に直接繋げることができるようになっています。

リピーターの見分け方

既にサイトへ訪問したユーザーが、2回目以降に再度訪問してくれた場合は「リピーター」として捉えて表示してくれます。

Googleアナリティクスの「新規」とは、過去2年以内ではじめてサイトに訪問したユーザーのセッションのことを指します。

Googleアナリティクスの「リピーター」とは、過去2年以内でサイトを訪れたのが2回目以上のユーザーのセッションのことを指します。

引用元:Googleアナリティクスの新規・リピーターとは?画面の見方まで解説!

引用にあるとおり、期間が2年以内なっているところに注意してください。

現地体験の予約サイトでは、このリピーターが実際の予約に繋がる傾向が高いため、注視して見ていく指標といえるんです。

サイト内の行動の用語と意味

上記ではサイトに訪問する時に見る用語を解説してきました。

続いてはサイト訪問をした後に、実際にサイト内で行動した時に出てくる用語をご紹介します。

エンゲージメント

サイト内でユーザーが何かしら行動したことを「エンゲージメント」と呼びます。聞き慣れない単語かもしれませんが、何かしたと捉えておけば問題ありません。

サイトやアプリに対するユーザーの操作です。

例:
コンテンツ配信者の場合は、ページを下方向にゆっくりスクロールするといった操作がエンゲージメントになります。ユーザーが記事の長さを確認するためではなく、内容を読むためにスクロールしていることを示すエンゲージメントです。

Googleアナリティクス ヘルプページより

とっつきにくい概念かもしれませんが、以下で紹介するサイト内で何をしたかの具体的な行動を覚えれば十分です。(エンゲージメントの理解に時間をかけなくてもOK)

なお、最新のGA4では 、ユーザーがどういった行動をしたかを「自分で定義」して測れる機能がありますが、詳細は上級編でご紹介します。

ページビュー

具体的なユーザーの行動として、サイト内で何かのページを見たことを「ページビュー」(PV)といいます。

ページビューとはブラウザにページが読み込まれる(再読み込される)ことです。ページビュー数は、閲覧されたページの合計数として定義される指標です。

Googleアナリティクス ヘルプページより

例えば、1ユーザーが1つのセッションの中で5ページ見た場合は5PVとなります。

このPVを見ると、1回の訪問あたりでどのくらいのページ数を見てくれているのか、どういったページがよく見られているのかなど人気度を測ることもできますよ。

平均時間

続いて1回のセッションや1回のエンゲージメントで、ユーザーがどのくらい時間を使ったかを見れるが「平均時間」です。この平均時間はセッションや各ページごとに見ることができます。

  • 平均セッション時間:1回の訪問あたりでかかった合計時間
  • 平均ページ滞在時間:1ページあたりの閲覧時間

このように平均時間を見ることで、どのくらいじっくり見てくれているのかを確認することができますね。

ここで注意したいのは、平均時間が長いからといって良いわけではありません。詳しくは以下でご紹介しています。

目安としたいサイト滞在時間の詳細はこちら

直帰率

サイトに訪問はしたけど、最初のページしか見ずにサイトを離れてしまうことを「直帰」といいます。要はこのページは見てくれたんだけど、他のページは見てもらえなかったと捉えてOKです。

直帰とは、サイト内の 1 ページしか閲覧されなかったセッションのことです。Google アナリティクスの場合、Google アナリティクス サーバーに対するリクエストを 1 回だけ発生させたセッションを特に区別して直帰として扱います。たとえば、ユーザーがサイト内のページを開いた後で、そのセッション中に Google アナリティクス サーバーに対する他のリクエストを発生させずに離脱した場合、このセッションは直帰のセッションになります。

Googleアナリティクス ヘルプページより

そしてこの直帰が該当のページでどのくらい発生しているかを見るのが「直帰率」です。

直帰率とは、1 ページのみのセッション数をすべてのセッション数で割った値のことです。つまり、すべてのセッションの中で、ユーザーが 1 ページのみ閲覧して、Google アナリティクス サーバーに対するリクエストを 1 回のみ発生させたセッションが占める割合のことです。

Googleアナリティクス ヘルプページより

この直帰率が高いと、他のページに誘導出来ていないため注意が必要です。

例えばPVが多いページなんだけど、直帰率が高い場合は上手くユーザーを次のページへ誘導出来ていない可能性が高くなります。

離脱率

直帰率と似ているのが離脱率です。意味が違いますので、混乱しないように気をつけてください。

離脱とは見ているページが「最後」となって、サイトの訪問が終わったことを意味します。つまり、複数のページは見たけど、結果的にそこが最後になってしまったということです。

離脱率は、個々のページのすべてのページビューで、そのページがセッションの最後のページになった割合を示します。

Googleアナリティクス ヘルプページより

この離脱率はページビューと合わせて見ていくことで効果を発揮してくれます。

まとめ

Googleアナリティクスを使ってアクセス解析する目的や、各種用語は覚えられたでしょか?最初はとっつきにくい単語と思われるかもしれませんが、一度慣れてしまえばとても意味があるものになっています。

まずはここで紹介した用語だけ覚えておけば大丈夫です、この後ご紹介していく具体的な解析方法や改善策の立案に役立てましょう。

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