事業者様のホームページはどのようなページで構成されていますか?
ホームページを訪れたお客様が必要とする情報を見つけやすく・わかりやすく提供するために、各情報ごとに専用のページを用意しておくことをオススメします。

ホームページの掲載情報

ホームページ・ブログ・SNSを運用されている事業者様も多いと思いますが、何をどういった目的で利用されていますか? また、掲載・投稿する内容は整理できていますか?

ホームページには、社名で検索したり、ブックマークしたり、いつでもすぐに見ることができます。また、ホームページには何か目的を持って訪れるユーザーが多いので、必要とされている情報を整理してわかりやすく掲載しておくことが大事です。

では、ユーザーはどのようなことを探しにホームページを訪れるのでしょうか?

会社概要やよくあるお問合せなどをはじめ、最近ではコロナ対策についてのページを用意されている事業者様もいらっしゃると思います。
ホームページの役割・掲載内容を再確認

事業者様のことをもっとよく知ってもらうために、また、お客様の申し込み・参加をサポートするために、以下の専用ページを用意しておくと良いと思います。

スタッフ・施設紹介

商品の内容に関しては予約サイトの商品ページで詳細な説明を掲載することができますが、それとは別にドライバー・ガイド・インストラクターの紹介やショップの受付・施設紹介のページを作成することをオススメします。

スキューバダイビングやシュノーケリングなどのアクティビティ系の商品では、やはり体験を先導するインストラクターの存在は大きなポイントです。ツアー商品でもガイドの豊富な経験・知識・楽しいお話を付加価値として「ガイド指名」プランを販売することもできます。
売れるプランの作り方:ガイド指名プラン
ただ、写真を並べるだけではなく、インストラクター・ガイドがどんな人かわかるように簡単な紹介文だけでも載せておくと、参加までの楽しみに繋がります。

店舗の写真や、ダイビングなど体験後に利用できるシャワールームや休憩場所の施設写真等も載せましょう。商品以外のことで、お客様が知りたいことはたくさんあります。過去に実際にあった問い合わせや、お客様ご案内時に聞かれた質問などは、商品を検討される他の多くのお客様も同じように疑問に思っているかもしれません。「これは不要だよね」と決めつけることなく、みやすい形で纏めておけば、検討・参加するお客様向けのサポートページとしても活用できますよ。

商品比較

さまざまな商品を予約サイトに掲載していて多くの商品が並ぶと、それぞれの違いがわかりにくくなってしまう場合があります。そうすると、お客様はどれに申し込むのが良いのか迷ってしまいます。そんな時は、「◯◯◯な人にオススメ」など、お客様がわかりやすいようにグルーピングしたり、商品の違いがパッとみてわかるような対比表などがあると便利です。お客様が最適な商品にたどり着けるように、事前に情報を整理してまとめておくと良いですよ。

ピックアップ場所・車両

送迎付きの商品で、お客様がピックアップ場所に到着しても、実際にピックアップされるまでを待つ時間はとっても不安なものです。初めて訪れる、慣れていない土地で待つ不安を解消するために、ピックアップ場所の詳細な説明・写真などを掲載したページを用意して、参加するお客様へのご案内で紹介しましょう。GoogleMapで表示されたピンの場所と、ピックアップ場所が少しずれている可能性もあります。実際にたどり着いた場所が、合っているかどうか確認することができれば安心できますよね。

ピックアップで使われる車両の写真も併せて載せておけば、「待つ」だけではなく、お客様からも探してもらえるようにもなります。人通りや車の往来が多い場所では、ドライバー・お客様双方から見つけられるようにして、「待ってたけど会えなかった」という悲しい事故を防ぎましょう

当地の魅力

お客様にとってはツアーやアクティビティに体験することだけが、旅の目的ではありません。商品の体験だけではなく、滞在している期間全てが良い思い出になるように、ガイドブックに載っているような情報ではなく、現地の事業者だからおすすめできるポイント・魅力などを紹介するページがあっても良いでしょう。
提供している商品を体験し、楽しんでもらうことは当然ですが、さらに、その土地を好きになってもらえれば、また訪れてくれる可能性も高まりますよね。良い体験がSNSに投稿されればそこから拡散して新たなお客様獲得にもつながります。
ただお伝えするだけではなく、魅力を体験できる商品へと誘導できると良いですね。

プライバシーポリシー・免責・規約

お客様の名前・メールアドレスなどの個人情報の取得・利用目的等を定めたプライバシーポリシーの公表・お客様へお伝えすることは義務なので、専用のページを設けておきましょう。また、スキューバダイビングなどの商品参加にあたり、事前の免責事項や規約などがある場合にはそれらも個別に確認できるページとして用意しましょう。

まとめ

上記は1つの案なので、事業者様が必要と思われることは載せていってください。
SNSでは古くなった投稿が見られることはあまりないですが、ホームページは事業が続く限り見られ続けます。訪問者にとって有益になる情報を提供し、間違った情報が残ったままにならないように、適宜内容の確認・アップデートも忘れないようにしてくださいね。

プライバシーポリシーやピックアップ場所のページなどでは当てはまらないケースもありますが、ページを読んで終わりにならないように、紹介した商品ページへのリンクなどの設定もお忘れなく!